1932年から1988年まで、日本では水道管の材料にアスベストが使用されていました。
全国の水道管の約20%は、いまでもアスベストセメント管です。人体に悪影響のあるアスベストに対して、ご家庭ではどのように立ち向かえばよいでしょうか。マルチピュアジャパンからご提案します。
水道水とアスベストに関する二大問題
現在、水道水に関連するアスベスト問題には、2つの論点が浮上しています。
ひとつは、昭和時代に布設された水道管にはアスベストセメントが材料として使用されており、撤去作業が進められてはいるものの、一部の配管はいまだ現存していること。
もう一点は、ビルなどの建築物の解体中に飛散するアスベストが、河川などの原水に混入している恐れがあること。
上記の状況にもかかわらず、日本の水道水質基準にはアスベストの除去基準がありません。浄水場ではアスベストの存在自体が無視されています。
アスベストとは?(基本情報)
アスベストは、天然にできた繊維状けい酸塩鉱物です。石綿(せきめん/いしわた)とも呼ばれています。
極細の繊維が特徴です。アスベストの繊維は空中に飛散しやすく、人体が吸引しやすい傾向にあります。
アスベストの使用目的や使用製品
ビルなどの建築現場では、従来、保温断熱の目的でアスベストを吹き付ける作業が行われてきました(現在は原則として使用禁止です)。
また、水道管の材料としても使用されてきました。「アスベストセメント管」「石綿セメント管」と呼ばれるもので、セメントの一部にアスベスト繊維がねりこまれています。
昭和44年までに布設された水道管は、アスベストセメント製である恐れがあり、全国的に取り替え作業が進められています。
水道管から水道水にアスベストが混入するリスク
アスベストセメント管は、布設されてから長期間が過ぎ、老朽化が進んでいます。
もともと材質強度が劣ることから、腐蝕溶解や破損のリスクが懸念されています。
危険があるにもかかわらず長年使用されてきた理由
耐腐食耐電気性の特性を持つ他の同等の材料と比較すると、アスベストは低価格です。
水道管としては材質強度が劣るうえに、耐震性がとくに低くあらわれるものの、全国への水道管の布設を急いでいた時代には重宝されていました。
現在は、早期の布設替えが求められています。各市町村の水道事業者が取り替え作業を実施していますが、全国の約20%の水道管は、いまでもアスベストセメント管が使用されたままです。
建築物の解体中に飛散するアスベスト被害について
ビルなどの建築物の解体中に飛散するアスベストが、河川などの原水に混入している恐れがあります。
使用実態や被害状況について確認することは困難です。たとえば東京都環境局のHP内「アスベストQ&A 使用状況・実態」を参照すると、以下のように記載されています。
アスベストは建材として大量に使用されており、使用建築物をすべて把握することは困難な状況です。
吹付けアスベストに限っても、昭和40年ごろから昭和50年の吹付けアスベストの使用が原則禁止になるまでの間に、多くのビルで使用されています。
しかし、その後も、しばらくの間はロックウールに5%以下のアスベストを混ぜて使用していたものがあること(大気汚染防止法では、0.1%を超えて含むものを届出対象としています。)や、設計書と異なった施工も多いことなどから、結局は分析しないと判定できず、使用実態の正確な把握は困難となっています。
水道水に混入したアスベストを除去するには?
水道管の腐食によって配水中に内部からアスベスト汚染したり、水道原水のなかに外部からアスベストが飛散混入したりする恐れがあります。
水道水に含まれるアスベストは、浄水器を設置することでご家庭で完全除去することが可能です。
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