こんにちは。マルチピュアジャパンの山口です。
浄水器の水を止めても水切れが悪いときありますよね?
シンクに水滴が垂れる音が気になるし、水道代がかかるのではないかと心配になりますよね?
多くの方が気になっているこの問題、解説いたします!
ポタポタと滴るのはなぜ?
カウンタートップ型でもビルトイン型でも、吐水部分からお水が滴るのは主に圧力が影響しています!
浄水器のタンク(本体)の中にお水が常に入っている状態になるのですが、そこに空気が多く含まれていると圧力が安定せずに、吐水口からお水が滴ってしまいます。
いくつかのパターンをご案内いたします。
パターン① 使い始め、カートリッジ交換後
新品のフィルターカートリッジを使い始めた直後などは、特に水切れが悪く感じることはないですか?それは新品のフィルターカートリッジは一度も水に触れたことがない為、水が浸透しきるまで時間がかかりタンクの中に空気がたくさん残ってしまうからなのです。
しばらく通水をすることによって、水と共に空気が押し出されて圧力が安定し、だんだんと治まってくるでしょう。約一週間ほどで水の止まりも良くなります。
パターン② 使用後、しばらくしてから
パターン①では良くなったけど、しばらく使っているとまた水どまりが悪くなった!というお声を頂くこともあります。
外からやってくる水には微量に空気が含まれています。
その空気が徐々にタンク内部にたまり、うまく外へ逃げれなかった空気が影響してしまうのです。
寒い時期は影響を受けやすい!?
特に冬場など寒い時期は、外からくる水は冷たく、室内が温かいためタンク内部の水や空気が温度差により膨張しやすいのでこのような影響を受けやすいのです!!
そうなってしまった時の改善方法は、水を出しながらタンクを揺さぶってみたりすると空気が抜けやすくなります。
パターン③ その他
上記のパターンでも改善しない場合は、部品の不良も考えられます。
【ビルトイン浄水器の場合】
浄水を出したり止めたりするレバー内部の部品が影響している可能性があります。一番動かす部分になりますので、どうしても消耗が激しいのです。
部品を交換することで改善されます。
マルチピュアの水栓であれば、すべての水栓の部品を販売しており、交換手順も動画でご覧いただけますので是非ご参考にしてください。
【カウンタートップ浄水器の場合】
分岐金具を使用されている場合は、浄水を出したり止めたりする分岐コックという部品が影響している場合があります。
こちらも部品を交換することで改善されます。
工具があれば簡単に交換ができる部品になります。
工事不要の通常の設置方法の場合は、以下の通りです。
①切替コックのレバーを浄水以外で通水している場合に浄水器から水が出てくる。
→切替コックの不良の可能性があります。
②水を通水していないのに、水が出てくる。
→混合栓の不良が考えられます。マルチピュアでの対応は出来ませんので、水栓メーカー様お問い合わせ頂くことになります。
※工事不要の切替コック使用でカウンタートップ浄水器の場合、使用しないときは必ず切替コックのレバーを浄水以外に切り替えてください。
浄水側にレバーがある状態だと圧力の関係で浄水器から水が垂れることがあります。
なぜピタリと止まらないの?
なぜ浄水器の水がキッチンの混合栓や、洗面台の水栓などのようにピタリと止まらないかというのは、構造上の理由になります。
浄水器のタンクに水圧が常にかかっていると、接続部分などに負荷がかかります。
負荷がかかり続けると破損して、水漏れの原因になるのです。
そのため、給水経路的に浄水器のタンクの前で止水する必要があります。
圧力の影響が受けやすい浄水器のタンクの先に止水する構造がない為、ピタリと止めることが出来ないのです。
もっと気になることがある!!
いくつかのパターンと仕組みをご説明させて頂きました!
しかし、この他にも気になることがある方もいると思います。
そんな時は、迷わず弊社のサポートへご連絡ください。