2017年の開店からわずか1年でミシュランの一つ星を獲得した「鮨 桂太」さん。
栄誉ある星とたたずまいから敷居の高さを感じましたが、店内に入れば温かい雰囲気と人柄がにじみ出る店主が出迎えてくれました。
店主の青山 桂太さんが、寿司職人を目指したきっかけや出店までの経緯、マルチピュア浄水器とのご縁を伺いました。
寿司職人を目指すきっかけ
―お寿司職人を目指したきっかけはありますか?
僕、出身が北海道なんですけど、田舎のほうでおじいさんが漁師だったんですよね。エビ籠の漁師をしていて、それで行きつけの寿司屋があって、子どもの頃からお寿司に触れる機会は多かったのかなと思いますね。
親戚が集まったりしたときも、父親がお寿司を握ったりとか、そんな楽しい記憶がきっかけになっているのかもしれないですね。
人柄がにじみ出るお店
――ミシュランで星獲得の店と聞くと敷居が高いイメージがしますね。
全然そんなことないですよ。普通の食事ですからね(笑)。
緊張して、かしこまった雰囲気で食べてもあんまりおいしく感じないですよね。
――ウェブページで「肩肘張らずリラックスしてお食事を楽しんでいただきたい」という言葉を拝見しましたが、なぜこのコンセプトにしたのですか。
すごい職人っぽさを出して、ピリピリしている寿司屋とかってあるじゃないですか。ああいう雰囲気は僕、駄目なんですよね。
――たしかにこっちがかしこまる感じのところもありますね。桂太さんは、ものすごいピリピリ感がないのがすごくいいなと感じています。うんちく好きな人も多いですよね。
いますね。お客さんも分かれるので、それを楽しみにして、「ああ、おいしい!」という食べ方が好きなお客様もいますし。僕はどっちかというと、普通に何も説明しないで出して、お話ししながら食べて、おいしかったら、「これおいしいね」って、感じてもらえる方がいいなと。恩着せがましくしたくないというか。
――アットホームな感じで顔なじみの方が多そうですが、お客様は常連さんが多いですか?
いや、そんなこともないですよ。
半分もいくかいかないかくらいじゃないですかね。
初めてお見掛けするお客さんも、もちろん多くいらっしゃいます。それも楽しいですね。
毎日知っている常連さんだけでというのも楽ちんかもしれないですけど、今日来る人どんな人だろうなと思いながらコミュニケーションをとるのも楽しいです。
お水へのこだわり、お客様にも、家族にも
――ご自宅でもマルチピュアを利用されていますが、使ってみていかがでしたか?
よく使っていますよ。特にうちの子供はマルチピュアで出来てますから。(笑)
ジュースよりもお茶よりも水。本当にすごく良く飲んでますよ。
――お水の味の違いは、よく感じますか?
出身が北海道なので、水がやっぱりおいしいんですよね。昔は、普通に水道水から水飲みますし、それが当たり前だったので、東京の水ってすごい引っかかりを感じます。飲み込みにくいという感じの。それが苦手で、水道の水って飲まなかったんです。
――実際にお店で使用してみていかがでしたか。
オープンのときに、厨房メーカーの浄水器を入れたんですが、あまり効果を感じなかったです。これ浄水器の意味あるの?って、思うくらいの気持ちで使い続けていました。
そういう経緯があって今回(マルチピュアを)入れさせてもらって、やっぱり全然違うなと思って。一番感じたのは、水の味と柔らかさですね。シャリとかも変わりますね、やっぱり。
引っかかりがないというか、丸みが出る感じはしますね。米炊きあがって、シャリにする前に、味見は米だけでするんですけど、甘みもすごい出ますし。
インタビュー中も終始にこやかに、お話ししてくれた桂太さん。
お店もそこに集まるお客様も、自然と笑顔で美味しいお寿司と楽しい時間を味わっていました。
微力ながらマルチピュアも「鮨 桂太」の役に立てて誇らしくなります。
決して主役にはならない「水」ですが、お店でも家庭でも欠かせない存在として力になれる様にお付き合いできることを楽しみにしています。
店名:鮨 桂太
住所:〒104-0045 東京都中央区築地6-6-4
TEL: 03-6264-2234
定休日:毎週 月曜日、月二回 日曜日