水道水のサビに関するトラブルと言えば、赤っぽい色をした「赤錆(あかさび)」の被害が一般的です。
赤錆は、なぜ発生するのでしょうか? 摂取すると人体に有害でしょうか? 浄水器を設置して除去したいけれども選び方がわからない。お客様からいただくそのような疑問にお答えし、水道水の赤錆トラブルの解決方法について解説します。
赤サビとは何か?
赤サビとは酸化第二鉄のことです。鉄の表面が水や空気と触れあうことで酸化すると発生します。
鉄管において頻発するため、水道管の衛生管理において問題視されやすい不純物のひとつです。
赤く濁った水道水、茶色い水道水は危険サイン
旅行や引っ越しなどで長期間、水道を使わないまま放置していると、赤色や茶色に変色した水が出てくることがあります。
目に見えてわかるほど濁った赤水が出てきた場合、溶けこんでいるサビの濃度が高くなっている恐れがあります。水道水をそのまま利用することは控え、かならず浄水器を通しましょう。
赤サビの原因は鉄管の腐食
日本の水道管の多くは1960年代から70年代にかけて布設されました。
その多くは「鉄管」「鉛管」「銅管」といった金属製の水道管で、のちに鉛製の水道管の健康被害が問題視されると、鉄製の水道管が一般化し、近年まで普及していました。
赤サビを含んだ赤水は、鉄管の腐食が原因となって発生することが多くあります。
布設から40年以上経過した宅地内の配管に注意
布設から長期間が過ぎ、老朽化が進むと、鉄管の錆トラブルが発生しやすくなります。
公道については各市町村の水道事業者が、鉄管の取り替え作業を実施しています。ただし水道事業体が管理対象としている範囲は、宅地内の水道メーターが設置されている箇所(家の敷地にはいるところ)までに限られます。
水道メーター以降の宅地内の配管については、居住者自身が費用負担し、給水管の入れ替え作業を実施しなければなりません。それを怠った場合、赤錆被害の恐れがあります。
築古の住宅には鉄管が残存している可能性が高い
築年数の古い住宅にお住まいの方は、古い配水管が残存している可能性が高くなります。
そのほか、配水管の継手が鉄製だったり、経年劣化や地震の影響で鉄製の配水管のコーティング加工が剥げ落ちたりした場合にも、赤サビが生成されやすい環境が生じます。
水道水の赤サビは飲んで大丈夫?
赤サビ(酸化鉄)は、ある程度の濃度までは摂取しても人体にとくに有害性はないという意見が一般的です。
もともと体内吸収率がいい成分でもないため、仮に大量の赤水を飲んでしまったとしても、ほとんどが体外へ排出されることが予想されます。
サビの主成分は鉄分(ミネラル)
鉄分は人間が健康的に生きるうえで欠かせないミネラルの一種です。
そのため誤って多くを飲んでしまっても、体調に変わりがなければさほど気にかける必要はないでしょう。
赤サビの過剰摂取に注意が必要となるケース
赤サビの発生が確認できているにもかかわらず、健康上の問題がないからと言って赤水を継続的に飲水することはおすすめできません。
ミネラルが主成分とはいえ、サビの濃度によっては過剰摂取は禁物です。鉄過剰症を引き起こす恐れがあります。
水道水が赤色や茶色に濁っている場合には、配水管の問題を解決するか、もしくは浄水器を設置してろ過しましょう。
水道水の赤サビを除去できる浄水器
水道水の赤サビを除去するには、ご家庭に浄水器を設置することをおすすめします。
世界80か国以上で愛用されているMULTIPURE(マルチピュア)は、最多104種類の有害物質を除去することができる浄水器です。
水道水中に含まれる赤サビや微生物などの粒子は、すべての機種において99%の除去率で取り除くことが可能です。
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この社員ブログでは、日本の水道水にお困りの方のサポートを行うなど、製品販売の枠組みにとらわれないさまざまな活動を行っています。
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