浄水器選びで欠かせないキーワード「NSF認証」。水道水の有害物質を除去できる浄水性能を比較する際、その認証を受けているかどうか判別することが第一に重要です。
国際認証について国内でも認知度が拡大するにつれ、NSFの試験基準や試験結果の確認方法をお問い合わせいただくことが多くなりました。
そこで今回は、米国マルチピュア本社がNSFに照会し取得しているListing資料をわかりやすくチャート形式にて公開します。
NSF認証の浄水器の一覧表
NSFではいくつかの要件ごとに認証済みの機種をリストにしています。まずは標準的な並べ方で機種の総数を確認しましょう。
認証を受けた浄水器は、2022年時点で1万6,243台あります。なおNSFは、一度認証をあたえた機種に対してもくりかえし定期テストを実施するため、認証数は日々変動します(規格をクリアした台数が毎年増えつづけるばかりの規格とは異なります)。
グラフが右に向かうにつれて、より高度な試験をクリアしていることになります。もっとも台数の少ない「Standard P231」が、マルチピュア製品にあたります。
※参考
マルチピュアの試験認定項目の詳細をチェックするには、ぜひこちらをご参照ください。
単一の有害物質に対する浄水性能をチェックするには(除去性能の比較)
気になる有害物質の除去性能を確認してみましょう。
単一の有害物質の除去性能を軸に浄水器の認証数を把握したい際には、Single Contaminantを参照します。
たとえば、最近よく日本で話題になっている有機フッ素化合物・PFAS(PFOA/PFOS)の除去性能について認められている製品は、ぜんぶで63種あることがわかります。
複数の有害物質に対応したNSF認証浄水器のランキング
除去項目数の多い順に浄水器ランキングを確認したい場合には、Combination of Contaminantsの表を参照しましょう。
なお、最上位の製品はいずれもマルチピュア製品が占めております。
日本国内で流通しているNSF認証浄水器メーカー一覧(2025年1月現在)
マルチピュアジャパンより販売している製品のほか、以下の浄水器メーカーの製品ラインナップには、NSFが認証した機種があることが確認されています。
- アムウェイ
- クリンスイ
※「クリンスイ」および「マルチピュア」には、複数の機種ラインナップがあります。「アムウェイ」においてはNSF認証済みの製品は1種となります。
※マルチピュアジャパンが開発・製造しているフィルターなどを使用した製品を販売しているメーカーも一部あります。
NSF認証浄水器の選び方の注意点
誇大広告や詐称に注意しましょう。NSFの日本国内での認知度が発展途上であることを利用し、あたかも認証を取得しているかのように見せかけているメーカーや製品もたびたび見受けられます。
- 「NSF」を掲げながら、NSFの規格で「IAPMO」という別の認証機関で認証を受けている浄水器
- 「NSF認証」を謳いつつ、NSFのラボで試験が実施されたのみで、認証を得ているかのように見せかけた表記をしている浄水器
メーカーHPの製品説明をよく読み、一定の注意をはらって製品を選びましょう。
NSF認証浄水器の調べ方と比較方法
NSF認証を受けた製品は、どなた様でもこちらから検索することが可能です。
たとえばNSFで「Standard P231」の認証を取得している機種を調べたい場合には、上記のように検索をかけます。
検索結果には、2つの機種が表示されます(いずれもマルチピュア製品になります)。
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