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【世界最高レベル】有機フッ素化合物を99%以上除去できる浄水器

2024.11.14

「PFAS」「有機フッ素化合物」「PFOS・PFOA」水道水の危険性にまつわる度重なるニュースによって、これらのキーワードが広く周知されるようになりました。

かつては安全だと言われていた日本の水道水が、なぜ今、危ぶまれているのか? その原因のひとつには「有機フッ素化合物」があげられます。

今回は「有機フッ素化合物」について基礎解説し、除去するための浄水器の選び方をご紹介します。

「フッ素」と「有機フッ素化合物」は違います。

マルチピュアジャパンではお客様からの水道水や浄水器に関するご相談を受け付けておりますが、これまでいただいてきたお問い合わせのうちのいくつかは、はみがきなどに使用する「フッ素」と、ニュースでよく流れてくる「有機フッ素化合物」を混合して考えられているお客様からのものでした。

名前は似ていますが、有機フッ素化合物と、日常に身近にあるフッ素は、種類の異なるものです。水道水汚染でよく聞く「有機フッ素化合物」について、まずは基本情報をおさえましょう。

有機フッ素化合物とは?

有機フッ素化合物とは、たとえばテフロン加工のフライパンに使用されているPFOA(ピーフォア)や、泡消火剤に用いられているPFOS(ピーフォス)のことです。

これらは分解されにくいフォーエバー・ケミカルで、人体が摂取した場合、「発がん性」や「先天異常」に影響を及ぼすなどの毒性が報告されています。

「PFAS」≒「有機フッ素化合物」≒「PFOS・PFOA」

厳密には異なる定義や概念ではあるものの、「PFAS」「有機フッ素化合物」「PFOS・PFOA」のいずれの言葉も、水道水の危険性について言及される際には、ほとんど同一のものであると考えて問題ありません。

有機フッ素化合物(PFAS)とは、炭素-フッ素結合を持つ有機化合物の総称です。その一種であるPFOS・PFOAは、炭素数が8である有機化合物です。なお、PFOSとPFOAは、付加されている酸の種類が異なります。 PFOSにはスルホン酸、PFOAにはカルボン酸が含まれます。

危険性が周知されるにつれ、規制強化が進む「PFAS」

EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)は2022年6月、有機フッ素化合物に関するガイドラインを更新し、「これまで考えられていたよりも少ない量で健康被害をもたらす可能性があり、飲料水からわずかでも検出されるべきではない」として規制を大幅に強化しました。

とくに毒性が強いとされるPFOSおよびPFOAは、水道水1リットルあたりの合算でこれまで70ナノグラム以下の含有量とされてきたのが、PFOSは0.02ナノグラム、PFOAは0.004ナノグラムまで、安全性の基準が厳格化されています。

有機フッ素化合物を除去できる浄水器の選び方

日本では今、全国各地の水道水から高濃度の有機フッ素化合物が相次いで検出されています。

このような事情を鑑み、日本の各浄水器メーカーも有機フッ素化合物に対応する浄水器をつぎつぎ発売しています。

しかし、すべての浄水器が有機フッ素化合物を完全除去できるわけではありません。除去項目としての表示があったとしても、機種によって性能差があります。

たとえばある機種は、有機フッ素化合物の除去率は80%以下しかなく、またある機種は、除去率99%以上を誇っている場合もあります。

有機フッ素化合物を本当に除去できる浄水器の調べ方

有機フッ素化合物(PFAS)の除去性能を正確に把握するには、試験方法と結果をこまかく比較する必要があります。

浄水器は多くの場合、自社テストのほか、外部の第三者機関によって性能検査が実施されています(まれに自社テストのみの製造者もいます)。

第三者機関による同一条件におけるテスト結果を比較することで、性能差を確かめることができます。

除去性能試験の種類と比較表

日本国内の主要な浄水器メーカーのほとんどは、JISのテストを受けています。

  • JIS(Japanese Industrial Standards/日本産業規格)

一方、国際的により信頼度の高い浄水性能試験は、中立的な第三者機関である国際認証NSFによって実施されています。

  • NSF(National Sanitation Foundation/国立公衆衛生財団)

JISでは有機フッ素化合物の除去性能をテストできない

浄水器をテストする場合、JISでは「家庭用浄水器試験方法(JIS S 3201)」という試験を受けることになります。

この検査の除去対象物質は17項目しかなく、その中に「有機フッ素化合物」はありません。

また、試験結果も自主申告制であるため、たとえ仕様書などに記載があったとしても信頼性に欠ける部分があります。

マルチピュアはNSFで「世界最多」の認証

創業50年来、世界80か国以上に愛用者のいるMULTIPURE(マルチピュア)は、有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」はもちろん、水道水に含まれる最多104種類の有害物質を除去できる世界で唯一の浄水器です。

ウイルス・バクテリア・ヒ素まで除去できるのは、世界ナンバーワンのマルチピュアの浄水器だけ。

米国生まれの高品質で安心・安全な浄水器ブランドです。人間にも地球環境にもやさしく、デザイン性の高い浄水器と水栓がそろっています。

この社員ブログでは、日本の水道水にお困りの方のサポートを行うなど、製品販売の枠組みにとらわれないさまざまな活動を行っています。

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